日本最高峰のメディア芸術コンテストである「文化庁メディア芸術祭」において、バスキュール制作によるインタラクティブなデジタルサイネージをアートに昇華した「ぎょろる」が、平成20年度(第12回)のエンターテインメント部門における奨励賞を受賞しました。
奨励賞は大賞、優秀賞に並ぶ、今後の発展を期待する作品に贈られる特別な意味を持った賞です。
第12回文化庁メディア芸術祭は2月15日(日曜日)まで、六本木の国立新美術館で開催中です。
入場料金は無料。詳細は公式WEBサイト(http://plaza.bunka.go.jp/festival/2008/) を御覧ください。
「ぎょろる」は、クリエイティブクラスターが主催する、2008年7月から8月に開催された、メディアアート&インタラクションデザイン展「エレクトリカルファンタジスタ2008」(http://fantasista.creativecluster.jp/)のためにバスキュール(http://www.bascule.co.jp/)が新たに制作した作品です。
「ぎょろる」は一人ひとりが持っている自前の携帯電話で、作品上の魚を釣ることの出来る、体験型ゲーム。携帯電話が持つ振動やサウンドの機能を活かしたタンジブルな現実感と、画面とネットさえあればどこででも展開できる簡便かつ魅力的なコミュニケーションがひとつになった、デジタルサイネージが出来る可能性をそのままかたちにした、常に最新のインタラクティブに楽しさを詰め込んで、コミュニケーションを高めるバスキュールならではの作品です。

「ぎょろる」を展示したエレクトリカルファンタジスタ2008など、クリエイティブクラスターおよび同会理事長である岡田智博プロデュースによる展覧会シリーズは、世界的にも発表の機会が乏しいイノベーティブかつ人々に新たなヒントと可能性をライフスタイルの中で求められるメディアアートとインタラクションデザインを、日本を中心に世界に求めて発表するショーケースとして、過去にも様々な作品が過去の本展において文化庁メディア芸術祭受賞へのステップをもたしております。
過去においては「hanahana」(作家=++X:第10回メディア芸術祭推薦作品)が2006年のエレクトリカルファンタジスタにおいて、2005年ならびに06年においてインタラクティブファニチュアを展示した Surroundings(第10回メディア芸術祭推薦作品ほか)、2005年において「Howdy!」(作家=ヒマナイヌ:第10回メディア芸術祭推薦作品)、それに2002年の文化庁メディア芸術祭アート部門大賞であるインタラクションデザイナー、クリスピン・ジョーンズの日本への紹介などを行なってきました。
「ぎょろる」をキュレーティングすることにおいて、同展プロデューサーでありキュレーターの岡田智博は「コマーシャルではなくアートというステージにおいてバスキュールの創造力を評価してもらうことで、デジタルサイネージによって、テクノロジーとしてではなくクリエイティブによって、今本当にできることを多くの必要とされている人々と共有し、その世界を広げたかった」とその意図を語りました。
なお「ぎょろる」は実際にWEB上から楽しむことも可能です。
ぜひともお楽しみください:
http://gyorol.bascule.co.jp/
本件についてのお問い合わせ
クリエイティブクラスター = yokohama@creativecluster.jp
web = http://creativecluster.jp/
