July 2008アーカイブ

ありがとう your top choose on TAB!

ありがとうございます Thank you!

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メディアパートナーでもある、東京・横浜・首都圏で一番支持されているアートWEBメディア「TOKYO ART BEAT」での期待値人気のトップにエレクトリカルファンタジスタ2008がなりました。
新しい時代に生きるたくさんの「わたし」の「お気に入り」になったことを感謝します。

残り一週間、楽しんでください!

No.1 art web media in Tokyo Metropolitan Area, Tokyo Art Beat, one of our media partner, is choosed the most favorate art exhibition by readers to "Electrical Fantasista"!!

Thank you for many of "your" choose!

 

クリエイティブクラスターの岡田智博です
エレクトリカルファンタジスタで
盛り上がる横浜より
未来志向型のもうひとつの企画をお知らせします

広告とコンテンツの未来をキーマンが語る贅沢な
シンポジウムが YOKOHAMA EIZONE で
開催されます

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YOKOHAMA EIZONEは、クリエイティブ・シティとして活動中の横浜市が中心となった実行委員会形式(NHK・東京藝術大学)で行っている映像イベントで本年は7/24~7/29の会期にて開催されます。
http://www.y-eizone.jp/

この会期中に放送と通信の融合時代に向けた、広告表現の可能性を語り合うカンファレンスが2つ開催されます。

ひとつは、本年度から、従来の<エンターテイメント><アート><学生>のセクションに加えて、広告制作の現場からの発信として<アドバタイジング>のジャンルの新設を記念した7/26(土)の午後開催のカンファレンス。

もうひとつは、放送と通信の融合、そして都市の中に広がるサイバーアドの可能性を、「融合」政策の第一人者と「融合時代」に突入してしまった広告プロデューサーたちが、初めて意見交換する7/28(月)午後開催のクリエイティブクラスターによるカンファレンスです。

ここ数年の広告制作の世界では目まぐるしいスピードでイノベーションが進んでおります。
同時に日本は、サイバーアドのクリエイティブに関し世界でも有数のクオリティを誇っております。
本年のカンヌ国際広告祭では、日本勢はユニクロ<uniqlock>の2部門グランプリ獲得をはじめ、金銀各賞にも多数エントリーし<異形の広告分野=非マス時代の広告>における強さを証明しました。

※参考サイト
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20080619/308773/

今回は、特にインタラクティブ・アートとの関係も軸にしながら、上記カンヌ受賞者を含む異彩の広告プロデューサー・ディレクターを迎え非マス時代の広告制作におけるさまざまなポイントを抽出・咀嚼していきます。
同時にわれわれ制作側がいかに、狭義の広告枠を超えた社会性をクリエイティブで拓いておけるか?
についても、重きを置いて話していければと考えております。

東京においてあまた開かれる<広告主>をターゲットとした速習的な広告セミナーのトーンではなく、クリエイティブシティ・横浜ならではの、開放的で社会性のある議論を目指したいと考えております。

皆様のご来場をお待ちしております。

● シンポジウム1
EIZONE ADカンファレンス
<Bridge & Pass ~融合する広告・アート>
2008年7月26日(土)13:30-15:30
横浜・赤レンガ倉庫1号館3Fホール
○ クリエイティブの可能性と人材育成の方向について

【スピーカー】
熊倉純子(東京藝術大学准教授)
齋藤精一(ライゾマティクス代表)
為ヶ谷秀一(女子美術大学大学院教授)
岡田行正(PUZZLE代表取締役)
木村健太郎(博報堂ケトルCEO)
河村大馬(projector取締役)

【司会】佐々木淳(aoi-dcプロデュース部長)

内容掲載URL=
http://www.y-eizone.jp/event_akarenga.html#2601

● シンポジウム2
NEXT AD TALK : 通信大融合時代の広告メディアの可能性
クリエイティブクラスター主催パート
2008年7月28日(月)14:00-15:30
横浜・赤レンガ倉庫1号館2Fミニシアター
○ 大融合時代に活躍できるコンテンツと広告の準備が始まっている!

【スピーカー】
中村伊知哉(慶応義塾大学大学院メディアデザイン研究科教授)
森本研二(TYO-ID代表取締役)
林智彦(spicebox-lab)
河村大馬(projector取締役)
佐々木淳(aoi-dcプロデュース部長)

【司会】岡田智博(Creative Cluster 理事長)

内容掲載URL=
http://www.y-eizone.jp/event_akarenga.html#2801

地図はこちら
http://www.y-eizone.jp/map.html

エレクトリカルファンタジスタ2008
「未来アートのワンダー空間」8月6日まで横浜で開催中
http://fantasista.creativecluster.jp/

Old Former Financial Ministry Building changing Wonder Apartment by art and design works by "Electrical Fantasista"

EF2008_logo_big_web.gif
New generation of media and technology artists and interaction designers, "Electrical Fantasistas" create and propose new life style on communication age by their works that you would experience at the exhibition, Electrical Fantasista 2008 in Yokohama, July 18th through August 6th, 2008, one of most cyber-arts-Metropolis area in the world.

3 POINTS OF WONDER

point1 New Media Arts Telling Seamless Future Life

Emotoscope04_s.jpgKUWAKUBO Ryota (New work with TOYOSHIMA Nanase) = Media artist / TEAM LAB (New work) = Ultra technologist company / dilight (New work) = Interaction designer / TABEI Masaru = Media artist / OKADA Kenichi = Interaction designer

Photo :
Emotoscope = A device that gives you an experience of missing time by OKADA Kenichi


 

point2 New Visual World - Visual Landscape, Interior, and Digital Signage

Theimageplaysthereality_s.jpgWOW (New work) = Visual art company ・SHIMURABROS = Video artist ・Bascule = Interactive design agency ・MAKABE Tomo + AMANO Yumiko = Media artist

Photo
Abobe : The image plays the reality (photo = momoko japan)= Visual experiment you will be into inside films by SHIMURABROS.
Down : Polar Candle = Trick art on digital video by WOW

Polar Candle_image02_s.jpg

 

 

 

 

 

 

 

 

 

point3 Between Interactive Art & Electronic Product

susuki_jointed_dark_s.jpgMURATA Chiaki - METAPHYS = Product designer・MATSUYAMA Junichi (New work) = Interaction designer・Crispin Jones = Interaction designer (UK) ・KURAMOTO Jin (New work) = Product designer ・MILE = Product designerWrite-Bulb_s.jpg

Photo
Right : METAPHYS susuki = LED lights would tell you WABI-SABI at field on autumn silently by MURATA Chiaki
Left : Write-Bulb = A electric switch with drawing by MATSUYAMA Junichi

 

 

EXHIBITION DITAIL

  • Exhibition Name : Electrical Fantasista 2008 Wonder Apartment
  • Date & Time = 7/18 Fri - 8/6 Wed 13:00-19:00
  • Fee: 700JPY
  • Venue : ZAIM Annex - Yokohama Creative Core  http://www.za-im.jp/
    34 Nihon-O-Dori, Naka-ku, Yokohama
  • Trafic : JR Line "Kannai" walk by 5min / Mitaomirai Line (vis Tokyu Toyoko Line) "Nihon-Odori" walk by 3min
  • Official HomePage = http://fantasista.creativecluster.jp/
  • Inquire e-mail = yokohama@creativecluster.jp (Creative Cluster)
  • Phone : Sponsor +81-(050)-2404-3359 (Creative Cluster) Venue +81-(045)-222-7030 (ZAIM)
  • Sponsor: Creative Cluster
  • Co-Sponsor : ZAIM (Yokohama Arts Foundation)
  • Support: Japan Arts Fund
  • Curator & Producer = OKADA Tomohiro

 

ZAIM Story

ZAIM is a landmark of 150 years international port city, Yokohama, after national isolation of Edo regime. Yokohama has faced Japanese modernized history and one of biggest international port in Japan. ZAIM was former Ministry of Finance local office in Tokyo Metropolitan Area build for 80 years.

After moving the ministry, City of Yokohama has converted for a creative core, place for start up offices of cultural industry and artist and art galleries and halls.

City of Yokohama aims to be Creative City that city development based on culture power.

Reference web site

 

About Creative Cluster

Creative Cluster is non profit organization contributing to create new life style on new information and communication technology with new design and media art talents since 2002, headquarters in Yokohama, offices in Kyoto and Tokyo.

Reference web site Creative Cluster = http://creativecluster.jp/ (English available)

MORE REFERENCE:
Artist Web Site on Electrical Fantasista 2008

 成長を続けるデジタルサイネージの世界。その成長は、ディスプレイのリプレイスメントにとどまらない、アートとしてのクオリティで語られるような「メディアアート広告」とでもいえるような、新たなクリエイティビティを生み出し、多様な姿で都市の中において出現しようとしている。このような様々なかたちのデジタルサイネージの登場は、様々な人が異なるデジタルサイネージの定義やイメージを持っているかのような状況を生み出しつつあり、そのような活発な創造性のあるアイディアや試みが、よりデジタルサイネージのシーンを熱くすることであろう。
 2008年8月6日まで横浜で開催される「エレクトリカルファンタジスタ」(http://fantasista.creativecluster.jp/)では、この新たなシーンに足を踏み入れた、イノベーティブな作家でありプロダクションである存在から、バスキュールWOWチームラボをフィーチャーし、その最新作を実際にアートワークとして投げかけている。

TEXT= 岡田智博

 

広告は四媒体から「サイバーアド」にシフトしている

 このようなデジタルサイネージに対する、クリエイティブ側の高い期待は、現状の日本における広告ビジネスの構造の変化の波と大きくシンクロしているように思われる。
 新聞・雑誌・ラジオ・テレビといった既存のマスメディアにおける「四媒体」といわれる主要な広告メディアにおける広告売上高が、昨年あたりより一方的な落ち込みを見せるようになる一方で、WEBを中心とするインターネット広告の売り上げのみが二桁成長を続けている。斜陽の既存マスメディアの一方で、取って代わる勢いで成長をみせるオンライン広告において、広告プロダクションの役割がかわりつつある。2008年6月にフランスで行なわれた世界最高峰のアドフェスティバル「カンヌ国際広告祭」におけるサイバー広告部門の最高賞をプロジェクターが、ユニクロのインタラクティブキャンペーン「UNIQLOCK」(www.uniqlo.jp/uniqlock/)で受賞したほか、トップの賞をバスキュールなど日本のインタラクティブプロダクションが総なめにする快挙が現出した。ここにある快挙は、そのクリエイティブだけでなく、受賞者の主役が広告代理店ではなく、つくり手であるプロダクションに向けられているということである。
  
 インタラクティブ広告は、サイバースペースという広大な世界の中において、クリエイティビティを武器に広告価値を競い合うものであり、最初から広告枠が決定され、その枠の中での表現を広告代理店が提案し、プロダクションに作らせるという構造がもはや成り立たなくなり始めようとしている。すなわち「続きはWEBで」といっても、その続きのWEBの出来が秀逸でなければ、検索されてもネット上において評判が高いものでなければ生き残れない広告、そのかわりクリエイティビティが秀逸なら、より多くの時間、広告に触れてもらい、そして評判によってより多くの人々が広告に集うという現象が一方では起きるのである。このようなクリエイティビティが、生存価値を規定する環境において、クリエイティブにおける広告代理店とプロダクションの関係が対等、もしくは逆転する状況が生まれているのである。それが顕著に現れたのが、今年のカンヌにおけるプロダクションが主となった受賞発表なのである。
 既にこのような力のあるインタラクティブプロダクションに対して、ときには広告代理店を通さずにクライアント企業が予算を託し、全面的にオンラインでの広告を担わせるような状況も生まれ始めている。

「UNIQLOCK」 (参考資料)

「サイバーアド」の担い手はメディアアートにおける秀逸な人材でもある
そう、エレクトリカルファンタジスタだ。

 このような状況がデジタルサイネージの成長にどのような刺激を与えるかと問われると、それは大いに影響を与えるものであることが確かなのである。
 これらインタラクティブアドにおけるクリエーションは、いかにユーザーが広告サイトにおいて情報を入力し、操作し、体験するかという、まさにソフトウエア上での体験こそがコンテンツである。そのことは、そのまま、キーボードやマウスをセンサーに置き換えたり、携帯電話をコントローラーにしたり、都市のあらゆる挙動を入力系にしてサイネージ上で表出させることが出来るということである。
 これらのプロダクションにおけるクリエイティブな人材は、グラフィックなどの画像映像表現に秀でているだけでなく、プログラミングやネットワークに秀でた存在でもあり、表現と情報処理の両方を収めるメディアアートや情報デザインの教育をバックグラウンドに置いた人材なのだ。すなわち、メディアアーティストの素養を持った人材が、WEBの広告にイノベーションを起こしているのである。それはそのまま、都市の中におけるインタラクティブな関係を現出させられる可能性を持ったデジタルサイネージのフィールドにクリエイティビティの発露を求めることが出来るのである。

TeamLab_JapanBrand2007_web.jpg

 

 

チームラボによるジャパンブランド国際PRのための3D高精細水墨画アニメによる映像ディスプレイ。最終的には壁面を全て高精細な映像世界で埋めることで広告としてのメッセージを情感とともに包み込むことを目標としている。(出展作品ではありません



クロスオーバーかつ最新作を体験できるキュレーティングは
世界の中でもこの夏は「エレクトリカルファンタジスタ」だけ

 これらインタラクティブアドにおけるプロダクションは、デジタルサイネージのフィールドに向けて、様々なかたちで胎動を始めている。ファッションブランドのディスプレイにおいてインタラクティブな映像によるインスタレーションが様々な場所で生まれ始めているのはそのひとつのケースである。また、これらのプロダクションの創造性を顧客に表現するとともに、プロダクションの存在意義を表出させる手段として、独自に制作するアートワークにおいてデジタルサイネージに向けた試みとしてインスタレーションが、様々なかたちで見られるようになってきた。
 このメディアアート展「エレクトリカルファンタジスタ2008」(http://fantasista.creativecluster.jp/)においても、メディアアートの作品としてバスキュール(http://www.bascule.co.jp/)が携帯電話操作によるプレイフルなデジタルサイネージのテストモデルを披露したり、チームラボ(http://www.team-lab.com/)が同じくインタラクティブアートを通じた実験的な作品、そしてWOW(http://www.w0w.co.jp/)によるメディアアートによるグラフィック表現の感動を突き詰めた新作を披露する。
 このようなわくわくするような、デジタルサイネージのクリエイティブイノベーションを体験するため、あとは都市の中のアドのフィールドが開かれるだけなのだ。

メディアアートの持つ先見性で、実際に暮らしてゆける空間、楽しめる空間をまるまる一棟のビルで演出したらどのようになるのであろう。そんな実験的な展覧会を私は毎年企画して主催している(岡田智博)

 

横浜で築80年のビルをまるまる1棟
メディアアートの生活空間にする

 

まさにその展覧会は7月18日より86日まで横浜の都心ど真ん中、横浜球場と中華街にエリアが挟まれた、昔の役所のビルをまるまる一棟ギャラリーにした、日本では珍しいオルタナティブアートスペースで今年は「エレクトリカルファンタジスタ2008」というタイトルで開催する。

今まで、そうはいっても昔の船舶倉庫を改造したミュージアムなど、まだ一棟に足りなかったのだが、今回は一棟である。美術館や多量のお金を使うことができる財団やキャンペーンではなく、独自の企画力で新たなアートのシーンをつくりだそうとするインデペンデントキュレーターとして、自己の企画力をオンリスクで実現できる都市空間は今のところ横浜にしかなく、まさにインデペンデントな存在にまるまる一棟ちゃんとしたスペースを展開させてくれる横浜は創造都市でありすばらしい存在である。

 

都市の中で「強度のある」メディアアートは
別の世界から

 

この「エレクトリカルファンタジスタ2008」において、キュレーティングしたものは、都市生活の中で強度のある存在としてのメディアアートとクリエイティビティーである。「強度のある存在」とは、行きずりの人が「まちなか」や「ショップ」などといった都市空間で、強く惹かれ、かつ、行動に移したくなるような、アベレージのある人間にとって好奇心や心動かされるもの、すなわちすぐ触りたくなったり、近づいて見たくなるような存在である。

そのようなスタンスで選んでゆくと、作家はメディアアーティストそのものの存在ではなく、メディアアートやその素養としてのインタラクションデザインの基礎をおさえながらも、広告やプロダクトデザイン、インテリア、建築といった、実際のシーンにおいてまさに「強度のある」仕事をしている人々がほとんどを占める結果となった。実際、そのような現実は、世界の都市のライフスタイルシーンの中における最先端では、起こっていることで、美術館で開催されるどんなメディアアートの展覧会よりも秋に東京で展開される先端デザインの展示会「デザインタイド」の展覧会のほうが短期間に人を集め、「強度のある」インタラクティブな作品を集め、デザインにおけるグローバルなショーケースである「ミラノサローネ」において、最も注目を集めるフレッシュな存在もまたこれらの「強度のある」インタラクティブ作品なのである。それが都市の中での刺激や美しいものとの出会いや体験をフラットに求めるsusuki_jointed_dark_s.jpg人々を魅了しているのだ。

これはまさに「メディアアート」としてのシーンとは異なるところで豊かな進化が生まれている事態が大きく表出している世界の現実そのものなのである。

 

METAPHYS susuki =ムラタチアキ(with 有限会社CMMD

Xbox360のデザイナーが送り出す、関西ものづくり企業とのコラボレーションによる家電であり、インタラクションデザインであり、アート。秋草の光景の如くほのかなる光の照明(新作) http://www.metaphys.jp/

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Write-Bulb_s.jpgWrite-Bulb = 松山淳一

独学で人をよろこばす電子デザインを茶畑の中にある工房で探求してきたオルタナティブな新星。写真の作品は描くことで明かりが点灯する新しい感覚のスイッチ

 

 

 

「デザイン」の必要性に
迫られている
「メディアアート

 

このような現実を前にふと考えると、私も含め、様々な人々が持つ「メディアアート」に対するイメージと思い出す作品領域がそれぞれ違っていることに気づく。「メディアアート」の世界からは「メディアアート」といわれていないものを「メディアアート」と誤認している人がほとんどなのかもしれない。

しかし、それは間違っているのではないと筆者は考える。もはや「メディアアート」は、世の中にとって当たり前の表現であり、狭い範疇の中に押し込めておくものではないのだ。

「メディアアート」が「メディアアート」として存在することができた世界、それはメディアアートを専門に扱える学芸員がいるごく一部のミュージアム-日本科学未来館やNTT ICCYCAMなど、大学や研究機関の最先端映像や技術研究を表現する手段としてのメディアアート-SIGGRAPHを国際論文実績にするための実験的表現に代表される芸術教育が無いのにメディアアートの「殿堂」になっている東京大学などといった、アートではあるが通常、都市の中では普通にお目にかかれない世界である。

しかし、メディアアートの魅力が溢れはじめているのは、より外にある世界の中なのである。

日本におけるメディアアートの批評において、「この作品にある技術は過去にあったものだよね」みたいな言説がよく飛び交うのだが、先端技術を見せる添えものとしてメディアアートがあるわけではなく、メディア化する日常をより創造的に豊かにする存在としてメディアアートへの支持が今あるのではないのだろうか。

例えば「エレクトリカルファンタジスタ2008」の出展作家に、WOWというビジュアルクリエイティブグループが存在する。平素は極めてクオリティの高いモーショングラフィックをTV CMに送り出す仕事をしているが、そのクリエイティビティーを100%知ってもらうために独自の作品を制作し送り出し続けている。例えば、Tengibleという作品はプロジェクションされたオブジェクトが様々なかたちでインタラクティブに動くことによって構成される作品であるが、センサー反応によるインタラクティブ映像としてメディアアートにとっては「やり尽くされた」技法とされている。しかし、WOWによるこの作品は、極めて繊細かつ情緒に溢れたグラフィックスと動きの提示により、被験者がインタラクティブに体験するにつれて美的意識が重層的に高まる、すなわち感動できるレベルにまで高まった存在なのだ。

このように、技術やそこに存在する思考の進歩に追いまくられ、共感できる表現がややもすれば置いてきぼりになった「メディアアート」において、メディア化する都市から「強度のある表現」としてのメディアアートが生まれ始めている。

まさに今「メディアアート」が都市の中で「デザイン」されようとしているのだ。そして、都市生活者が求める感動と支持を得るために、アートでありながら、メディアアートにはデザインが求められ始めているのである。

 

2007WOWLondonDesignFestival.jpgTengible = WOW

エレクトリカルファンタジスタでの出展作品ではないがロンドンデザインフェスティバルでの展示の模様。繊細なインタラクティブの物語はヨーロッパの最先端のトレンドを魅了、tomatoのような高付加価値のあるクリエイティブ集団として欧州進出の足がかりをつかんだ。http://www.w0w.co.jp/

 

 

 

Polar Candle_image02_s.jpgPolar Candle = WOW

高精細時代のだまし絵で魅せる美学(新作)

■ エレクトリカルファンタジスタ2008
新世代のテクノロジーアートとデザインがつくるちょっと先の日常体験
遊べる・笑える・寛げる 新しい美し感覚展覧会
横浜の歴史的建造物を舞台に開催

PDF版報道資料 ダウンロード(クリック) 412K
展覧会公式チラシデータ ダウンロード(クリック) PDF 509K

クリエイティブクラスターは7月18日より8月6日まで、横浜市の創造拠点であるZAIM(旧関東財務局)別館全体を会場に、メディア芸術とインタラクションデザインによる体験型展覧会「エレクトリカルファンタジスタ2008」を開催します。

ITの発展に伴い、特別なものになってしまったと考えられてきた、先端技術によるものづくりやコンテンツづくりが、才能のある個人やグループによって牽引されてゆく「クリエイティブクラス」の時代。
その中において、日本から実際にその創造性を発揮する、新しい才能「エレクトリカルファンタジスタ」が生まれ、さまざまな作品世界をもたらしていることを実際の作品を通じて体験できる展覧会です。

□ 開催概要
開催期間 7/18 Fri - 8/6 Wed 13:00-19:00 会期中無休
入場料 700円 小学生以下無料・大学生以下500円
会場: ZAIM別館 横浜創造界隈 
http://www.za-im.jp/
神奈川県横浜市中区日本大通34
JR根岸・京浜東北線「関内」徒歩5分
みなとみらい線(東急東横線直通)「日本大通り」徒歩3分
※ 地図リンク http://fantasista.creativecluster.jp/2008/07/map-of-venue-trafic.html
公式ホームページ Official Site http://fantasista.creativecluster.jp/
※会期中のイベントやワークショップの情報、出展作家の来場日など最新情報を掲載

問合電子メール : yokohama@creativecluster.jp (Creative Cluster)
会場問合電話 : 045-222-7030 (ZAIM)
主催問合電話 : 050-2404-3359 (Creative Cluster)

主催:クリエイティブクラスター
共催:ZAIM (財団法人横浜芸術文化振興財団)
助成:芸術文化振興基金
後援:文化庁(予定)・横浜市・CG-ARTS協会
協賛:関西テレビ放送株式会社・株式会社葵デジタルクリエーション
協力:株式会社ソリッドアライアンス・有限会社CMMD・株式会社田口製作所
企画・プロデュース:岡田智博

■ 出展作家と本展覧会のみどころ

開港の街ヨコハマの歴史的建造物を舞台に繰り広げられるファンタジスタたちの競演

3つのみどころと1つの特徴


New Media Arts Telling Seamless Future Life
今日からそのまま続く日常にある未来をアートで体感するワンダー

作家: クワクボリョウタ (新作 GUI制作 豊嶋七瀬):チーム★ラボ (新作):dilight(新作):田部井勝:岡田憲一

人とテクノロジーとの間の関係がかたちになって現れるメディアアートとインタラクションデザイン。ロボット的なものがみせるもうひとつの方向性、メディアやエネルギーが向かうであろうもうひとつのデザインなど、そこで新たな感激を与えてくれる新世代の「ファンタジスタ」の作品から生まれる新たな体験が、いつもの生活から連続するポップな未来を感じさせてくれるでしょう。


New Visual World - Visual Landscape, Interior, and Digital Signage
都市の中に生まれる美しきからくり映像が織り成すワンダー

作家: WOW(新作)・SHIMURABROS・バスキュール・真壁有+chimney

映像が日常生活やあらゆる場所に存在する現在、映像の進化はクリエイティブによってこそ実現できるようになってきました。WEBやデジタルサイネージ、高精細映像やメディアアートなど様々な映像の未来に一石を投じる若き「ファンタジスタ」たちの作品を体験してください。光の幻想とともに飛び出す映像とは、例えばニューヨークと渋谷の大ビジョンとの間であなたが戦える対戦ゲーム型広告とは、まだまだ続く映像の進歩を先物買いしてみてください。


Between Interactive Art & Electronic Product
家電するアートと親しむワンダー
ムラタチアキ-METAPHYS・松山淳一(新作)・クリスピンジョーンズ・倉本仁(新作)・参

「ファンタジスタ」たちのチカラは今、ITプロダクトの世界にもイノベーションを起こしつつあります。デジタルテクノロジーが当たり前のものになった現在、ハイテクさを競うことから使うこと、愉しむことに、プロダクトを求める魅力が変わりつつあります。そのイノベーションの最前線に、アーティストやデザイナーによるテクノロジーを知り尽くした上での創造性が生まれているのです。「全ての人のためにある家電」の先にある「ファンタジスタ」たちの技をおたのしみください。


歴史的建造物を活かしたワンダーな日常空間を展示デザイン

新進の建築家がミニマムな工夫による展示空間を演出する、クリエイティブクラスターの展覧会シリーズ。創造都市横浜の推進の中、役所時代そのままでアートスペースとなったZAIM。そこにライフスタイル体験の息吹を吹き込むのは建築家・長岡勉(point)。何気ない空間をクリエイティブな空間へと変えるその工夫も連続する未来に向けた「ファンタジスタ」からの提案です。

■ 会期中の特別企画

アートナイトラウンジ:夜の展覧会
週末・休日の夜はドリンク片手にファンタジスタたちによる作品によるスタイルを楽しめる贅沢な時間で延長オープン。
◆ ラウンジタイム 19:00-22:00(最終受付は21:30まで)
◆ 開催日 7月20日(日・祝)・25日(金)・26日(土)・27日(日)/8月1日(金)・3日(日)
◆ 特別入場料 900円(ワンドリンク込)この時間は割引がありません

□ これからのクリエイティブライフに役立つワークショップを連日開催
会期中、メディアアートやインタラクションデザインでの作家レベルアップをこの夏考えている人のための実践プログラムや、本展のように注目を高めているメディアアートとインタラクションデザインの融合領域におけるプロジェクトづくりのヒントとなるプログラムなど、会場でワークショップを展開します。

◇ メディアアート製作体験ワークショップ「色の実をつくろう」
8月2日(土) 15:00開始(17:00終了予定) 参加材料費2000円 講師」クワクボリョウタ
LEDで織り成す「色」の表情をメディアアーティスト・クワクボリョウタが作成したキットを一緒に組み立てながら体験します。メディアアートの制作ということを実感したい方にお勧めです。対象年齢:小学校中学年以上、おとな、メディアアートをこれから志す人大歓迎。(はんだ等を使いますので小学生は保護者同伴でお願いします)
要予約: yokohama@creativeclutser.jp に「色の実ワークショップ参加希望」をタイトルにお申し込みください

その他続々、ワークショップのメニューが増えています新規内容の詳細は公式ホームページを御覧ください: http://fantasista.creativecluster.jp/

 

「エレクトリカルファンタジスタ2008」のプレ企画として (チラシデータ: http://ftp.creativecluster.jp/data2008/ElectricalFantasista2008Flyer.pdf
当展のメディアパートナーであり、東京で一番元気なアートポータル Tokyo Art Beat (http://www.tokyoartbeat.com/)主催のトークプログラム"TAB Talks" におきまして「メディアアートから見る未来」をテーマに開催します

今回のエレクトリカルファンタジスタの全容を御紹介するとともに出展作家からクワクボリョウタ、WOWを迎え、そのクリエイティビティとメディア芸術と先端デザインにおけるマネジメントスタイルをみなさまにお話します
※ クワクボリョウタ http://www.vector-scan.com/
※ WOW http://www.w0w.co.jp/
※ エレクトリカルファンタジスタ2008 オフィシャルサイト http://fantasista.creativeclsuter.jp/

■ スケジュール
2008年07月08日 20:30~23:30
開場 20:00、トーク 20:30〜22:30、ラウンジ 22:30〜23:30
アーティスト 岡田智博(EF2008 キュレーター)、亀田和彦(WOWプロデューサー)、クワクボリョウタ(メディアアーティスト)
プログラムURL http://www.tokyoartbeat.com/talks/
会場 ゴタンダソニック (5TANDA SONIC) http://www.tokyoartbeat.com/venue/B21E7D9D
アクセス JR山手線・東急池上線五反田駅西口より徒歩8分、東急目黒線不動前駅より徒歩6分
〒141-0031 東京都 品川区西五反田3-8-3 町原ビル1F
MAP http://map.yahoo.co.jp/pl?lat=35.37.24.28&lon=139.43.15.47&layer=0&sc=3&ac=13108&mode=map&size=s&route=on&pointer=off

IT化する現代の中で、メディアアートにはなにが求められているのでしょうか。この「メディアアート」という定義すらない新しい分野で、未来を見つめて活動するクリエイターたちがいます。社会への問題提議と密な関係のある現代美術に比べ、メディアアートのクリエイターたちは「最新の技術と人間らしい感情がいかに相互作用するのか」を見つめているようにも見えます。今回のTAB Talksは、Creative Cluster設立者の岡田智博氏、ビット世代を代表するクリエイター、クワクボリョウタ氏、世界を股に活躍するクリエイティブ映像集団のWOWからチーフプロデューサーの亀田和彦氏をお招きして、メディアアートの世界にどっぷり浸る一晩をお届けします。岡田氏の提案するCreative Classという、創造的職業とは。とっつきにくいメディアアートと社会の関わりへの回路はどこにあるのか。YouTubeはメディアアートにどのような影響を及ぼしたのか?など、アートや最先端デザインを見据える彼らの目には一体どのような未来が写っているのでしょうか。

終了後には「30-second Pitch」が設けられます。観客の中から5名までに30秒枠で自分の作品や関わっているプロジェクトを発表する場です。ご希望の方は入場時に受付にてお申し出ください。その後はラウンジスタイルのレセプションになりますので、お酒とともにゲストや東京のアート+デザインコミュニティとのおしゃべりをお楽しみください。

トーク開始は8時半ですので、お仕事帰りにも間に合います!座席は約90名までですので、お早めにお越し下さい。

In English Language News and Contents is here

Creative Cluster 2010 Topics

文化庁メディア芸術祭札幌巡回展のキュレーティングに協力(秋)
メディア芸術フォーラム大阪 - 関西の想像力 開催! 7/23-24
大阪市のシティブランド「クリエイティブストリームOSAKA」立ち上げに協力

E-mail Contact to Creative Cluster,NPO

特定非営利活動法人クリエイティブクラスターへのコンタクトは電子メールでどうぞ
info@creativecluster.jp English / Japanese available

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